必勝法と呼ばれるマーチンゲール法を用いて、オンラインカジノでプレイをしようとしている人も多いことでしょうが、実際にプレイをする前にマーチンゲール法は極めてリスクの高いものだと理解するようにしましょう。
マーチンゲール法は目先の勝率自体は高いもの、負けたときの損失が極めて大きく、非常にリスクの高い手法になります。賭け金は雪だるま式に増えていくのに、勝っても利益が増えるわけではありませんから、どれだけ勝っても大きな利益を手元に残すことはできません。
続けるほどに負けるリスクが高まっていきますから、何度もプレイをして上手く行っているからと辞め時を見失ってしまえば、それまでの利益をすべて吹き飛ばして、更に取り返すのが難しい損失を出してしまいます。
マーチンゲール法は無限の資金があり、相手が無限に賭けを受け入れてくれる前提であれば理論上必勝であるのは間違いありません。
第一に資金が無限であるというのがそもそも無理があり、仮に資金が無限にあったとしても、相手が賭けを受け入れてくれなければ成り立ちません。
オンラインカジノはビジネスである以上は、自身が負けてしまうわけにはいかないので、どこかに賭けの上限を設定することになります。これは何もマーチンゲール法に限った対策ではなく、通常のプレイであっても超大当たりを出されて破産するリスクを減らすためでもあります。
そのため、マーチンゲール法を実行していれば、必ずどこかで賭けの上限に当たることができ、そこまで言ってしまうと賭け金を倍にして取り返そうとしても取り返すことができなくなってしまうのです。
一見すると上限は大きく見えることもありますが、賭け金を倍々にしていくというのは、少し負けが込めばすぐに上限に達してしまいます。勝率5割のゲームで10連敗する確率は、1024分の1なので1回の試行で見れば滅多に負けることはありませんが、それを繰り返していけば近い将来に簡単に破滅してしまう確率でもあることを忘れないようにしましょう。